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蔵の修理 [最近の出来事]
今年の6月に、季節はずれの台風で
一部の屋根が吹き飛んだ蔵です。
一部の屋根が吹き飛んだ蔵です。
ブルーシートで覆われた部分の、上部にも屋根があったそうです。
築100年以上と思われる蔵は、全てが土の左官仕上げ。
築100年以上と思われる蔵は、全てが土の左官仕上げ。
雨が直接当たると、土が剥がれ落ちてしまいます。
今回は、吹き飛んだ部分の屋根と、蔵の側面に見える古くなった下屋
を作り変えです。(^_^)
別方向からの蔵の様子。
ご覧のとおり、全て練った土を塗って出来ています。
今、上部に掛かっている屋根は7〜8年前にやり替えたとの事。
総ケヤキの引き戸。
かなりの厚みがあります。
鍵も着いています。
現在、この戸を製作するとなると50万円以上はしますね( ̄◇ ̄;)
(もっといくかも・・・)
下屋の解体中。
上に乗ると、下屋はフラフラして安定していない状態(>_<)
蔵と3箇所でとまっているだけ・・・
その、止め金具も土壁から抜けそうな状態・・・
慎重に作業を行い、無事解体完了
とにかく雨から土壁を保護!
独立基礎工事。
プレカットといって、機械で刻むのが主流の昨今なのですが、
今回は、柱や梁を手で刻みます。
材の長さが足りない場合は、
2本の角材を1本の材にするための継手を使います。
横から見るとこんな感じ。
日本の伝統的な継手ですね(^-^)/
「追っ掛け継」と言います。
上から見るとこんな感じになります。
組むとこんな感じです。
ガッチリと継がれた2本の材。
久しぶりに刻みました(^_^)
刻みが終われば、次は棟上げですo(^▽^)o
この続きは次回へ。
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